インターンは実際の仕事を経験することができ、職場の雰囲気を理解することもできます。
短期や長期など企業によって様々なタイプがありますが、社員の人といっしょに仕事をするため失礼のないよう準備しておきたいものです。しかし、
「インターンシップの持ち物は、どんなものを用意しておけばよいのだろう?」
「企業から指定されるものはあるのだろうか?」
そんな疑問や不安をお持ちの方も多いことでしょう。
そこで当記事では、インターンで必要なものをリスト化し、前日までに準備しておいた方がいいものをまとめました。
企業から指定されたものは必ず準備する
まずメールや参加概要をチェックする
インターンへの参加が決まると、企業からメールや参加概要が送られてくるのが一般的です。
インターン前日や当日に、企業から指定された持ち物で忘れ物はないか、必ずチェックしましょう。
企業から指定されたものの中には、インターン中の業務で必要になるものもあるので、持っていない場合はなるべく早めに準備することが大切です。
インターンに必要なものをリスト化する
インターンに必要なものは、一般的には以下のものとなります。
・企業から指定されたもの
参加決定後に来るメールや、公式ホームページのインターン参加情報などに記載されているので早めにチェックし、前日もしくは当日にも最終確認しておきましょう。
・筆記用具とメモ帳
インターン中は、職場体験やグループワークを行うことが多く、学んだことを書き留めたり、気づいたことをメモする時間がたくさんあります。
そのため、筆記用具とメモ帳は必ず持参しましょう。
ワークでは立ちながらメモをとらなければならないこともあるため、メモ帳は固い台紙が付いているものの方が書きやすくて便利です。
また、筆記用具はシャーペンやボールペン、そしてインクが消せるボールペンなどを持参するとよいでしょう。
・印鑑
インターン中、外部に漏れてしまうと問題になる情報を知ることもあり、企業によっては秘密保持契約を学生と交わす場合もあります。
また、交通費の請求書などの書類に捺印が必要なこともあります。
そのため、印鑑も必要なものになります。
ただし、シャチハタは不可となることもあるため、朱肉を使用する印鑑を持参した方がよいでしょう。
・時計
インターンの最初は自己紹介が一般的です。
時間が指定された場合は、持参した時計で計りながら話しをしましょう。
また、グループディスカッションなどの場合も、「〇分で意見をまとめてください」と指示されることも多いため、時計が必要になります。
ただし、スマホ使用可能の環境であれば、スマホで時計の代用を行なっても問題ではありません。
・本人確認書類、身分証明書(学生証)
本人確認や在籍確認の意味で学生証が必要になることが一般的です。
また、インターン会場が他の企業が複数入っているビルの場合、総合受付でインターン企業名を伝えて取り次いでもらうことになります。
この際、受付で身分証明として学生証が必要になることもあります。
・財布(現金)
インターンでは交通費が支給されることもありますが、まず自分で立替となるため、現金は必要になります。
また、先輩社員とランチに行ったり、インターン後に食事や飲み会に誘われることもあるため、いくらかのお金は持って行った方がよいでしょう。
インターンであると便利なもの
健康保険証
インターン中、ケガをしてしまったり体調不良になることもあります。
その際、インターン参加の学生であっても労働者として認定され、労災が適用となることもあります。
このようなときは手続き上、健康保険証が必要になります。
持参せずに病院へ行くと、その場で全額をいったんは支払い、後日健康保険証を持参して返金手続きをしなければならず、企業に対して迷惑をかけてしまうこともあるため注意しましょう。
名刺入れ
学生であるため、名刺は持っていない人が大半ですが、名刺入れは用意しておいた方がよいでしょう。
企業によっては同行営業をインターンとして行なったり、取引先を紹介されることもあります。
その際に名刺をいただくこともありますが、名刺入れがなく、パンツのポケットなどにしまうのは言語道断でマナーを疑われてしまいます。
名刺入れはジャケット内側の胸ポケットか、バッグの内ポケットなどに入れておくようにしましょう。
クリアファイル
インターン中は、企業からなにかと書類が配布されるものです。
書類を折りたたんだり、そのままの状態でバッグにしまうのはだらしなく見えてしまいます。
クリアファイルがあれば、バッグの中でもきれいな状態で保管できるのでおすすめです。
モバイルバッテリー
スマホの充電が切れていると、万が一の際、企業への連絡ができなくなってしまうため、モバイルバッテリーは用意しておいた方がよいでしょう。
インターン中は移動の際に地図など確認したり、調べ物も多いため、充電が減ってしまうこともよくあります。
また、長期のインターンでは宿泊を伴うこともあり、コンセントがあれば充電はできますが、日帰りの場合は場所によってコンセントを使えないこともあるため、モバイルバッテリーはできるだけ用意しましょう。
折りたたみ傘
突然雨が降ってきたとき、髪や服がびしょぬれになったり、大切な書類が濡れて汚れてしまうのは、企業にだらしなく見えてしまいます。
小さなバッグでもコンパクトにたためるスリム型の折りたたみ傘や手のひらサイズのものもあるので、事前に用意しておくとよいでしょう。
常備薬
インターン中は不慣れな場所で緊張感が続くため、体調を崩してしまうこともあります。
胃薬や整腸薬、酔い止め、頭痛薬などは自分で用意しておきましょう。
また、ワークなどでの切り傷、擦り傷も考えられるため、絆創膏なども持参するとよいでしょう。
カーディガンなどの上着
インターン先の温度環境がどのようなものかは行ってみないとわかりません。
暑すぎたり寒すぎたりすると、インターン中でも集中できず、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
カーディガンなど、スーツの上から羽織れるものがあれば、温度調整もしやすくなるため、夏でも冬でも冷えやすい女性は特に、持参していくのがよいでしょう。
予備のストッキング
ストッキングは少し引っかかっただけでも、伝線したり穴が空いたりすることがあります。
コンビニなどでも販売されていますが、購入できる時間がないかもしれないことを考えると、あえて予備のストッキングを用意しておいた方が安全といえます。
企業からインターンで必要なものの指定がない場合
インターンで必要なものの指定が企業からない場合は、自分だけで判断せず、企業の担当者へメールで確認するようにしましょう。
担当者が忙しい場合もあるため、まずはメール連絡が基本となりますが、返信がない場合やインターン開催まで時間がない場合は電話で問い合わせしてもよいでしょう。
まとめ
インターンでは、企業から事前に指定された必要なものは、必ず用意していきましょう。
また、一般的には筆記用具やメモ用紙、印鑑、時計、学生証、財布などが持参すべき持ち物となります。
インターン前日や当日は、用意すべきものを最終確認し、忘れ物がないよう注意することが大切です。
なお、企業から必要なものの指定がなく連絡もない場合は、自分で企業担当者へメールし、事前準備すべき持ち物を必ず確認するようにしましょう。