2023年に大学を卒業し、4月に求人広告代理店へ入社した新卒のHさんに、就活時代のお悩みや解決方法などをインタビュー!「今思えば、もうちょっと人に頼ってもよかったかも」と話すHさん。今の会社に決めたポイントやコツなど、詳しくおうかがいしていきます。

プロフィール

  • 名前:H.Hさん
  • 大学:青山学院大学 経営学部 マーケティング学科
  • 趣味:韓国ドラマ鑑賞 K-POP
  • 好きな食べ物:チョコレート チーズ
  • アルバイト:アパレル 飲食
  • 休日の過ごし方:友人とご飯を食べる 旅行 韓国ドラマ鑑賞

就活開始時期と終了時期は?

Hさん

大学3年の8月から説明会に参加しました。エントリー数は20社くらいで、そのうち半分くらいが面接まで行って、内定は全部で3社。4月初旬に最初の内定をもらい、今の会社から内定が来たのが4月末。比較的すぐ承諾を決め、そのまま就活終了しました。

大学時代にがんばってきたことは?

Hさん

アルバイトでは、単価1万~2万円くらいのアパレルショップでの店員をやっていました。「こんな場所に行くんだけど、どういう服を選ぶのがいいかな?」などお客様のお話をうかがい、ご要望やお悩みをもとに提案していく仕事です。ただ求められるものを提示するだけではなく、状況に合わせてお似合いの色やプラスのアイテムなど、自分の意見も踏まえて伝えるようにしていました。

―そのアルバイトを通じて得られたことや就活の役に立ったことはありますか?

Hさん

お客様との会話が仕事ですから、聞く力や提案力はずいぶん鍛えられました。また、店舗ノルマなどもあったので、どうしたらそれを達成できるか考える力が身につきました。結果的には今の仕事に通じるところも多く、就活でも強みになったと思います。

今の会社に出会ったきっかけとエントリー理由は?

Hさん

「広告ってちょっとかっこいいな」という漠然としたイメージから、広告系の会社をいろいろ調べていました。広告のジャンルはそれほど絞らずに色々と見ていくうちに、企業の役に立つのが目に見える求人業界に興味を持って。リクナビで調べて出てきたのが、今の会社でしたね。業務としても、内勤で入るよりは自分で人と話して営業するのが向いているなと思い、募集している営業職にエントリーしたのを覚えています。

株式会社アクシアエージェンシー
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就活での悩みTOP3と、その解決方法は?

Hさん

1番苦戦したのは、3年生の9~10月で行った自己分析です。それまでやったことがなかったので、インターンや説明会はもちろん後々の面接でも、「自分」に関する質問をされると答えるのが難しかったですね。

―最初の壁ですね。どうやって乗り越えましたか?

Hさん

小学校の頃から今までを時系列順に振り返って、この頃は何をしていたとか、どういう人間なのかを定義づけるところから始めました。自己分析ツールも使ってみたのですが、あまり具体的なところまでは出てこなくて。大きな括りの中ではわかっていたので、そこから友達にも聞いてみたり、一つずつ向き合っていきました。わかったのは、リーダー気質ではないけれど人を支えるのが好きとか、ケンカやトラブルには巻き込まれないタイプとか。自分だけでは気づけない一面を見つけてくれた友達には感謝しています。

―手作業で分析していった形ですね。2つめのお悩みは?

Hさん

説明会を受けても、会社の雰囲気が分かりづらかったことです。悩んでいた時期としては8~12月あたりでしょうか。どの企業も同じような説明で、会社ごとの違いがよくわからなくて…。基本的にはオンライン参加だったので、眠くなったりもしました(笑)。座談会形式の時には、実際に働いている人の話が聞けてよかったですね。良いことばかりじゃなくて、質問に対して信憑性のあることを答えていただけるので。説明会や面接などでも、そういったリアルな話をしてくれる企業は信頼できるなと思っていました。

―なるほど。最後のお悩みはどうですか?

Hさん

面接ですね。何を聞かれるんだろういう不安が大きく、特に自己分析がまだできていない時には、自分に関する質問が苦手でした。

―どうやって面接対策をしていきましたか?

Hさん

面接もオンラインが多かったので、聞かれたことの中で答えられなかったことはその場でこっそりメモをしておいて、次は答えられるように復習をしました。あとは一人でひたすら喋る練習をしていましたね。私の場合、人に相談したりは少ない方で…今考えると、学校の支援センターとか、もうちょっと周りのサービスを利用するべきだったかなとも思います。

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周囲の内定取得状況について

―Hさんのまわりでは、いつ頃から内定を持つ人が増えていきましたか?

Hさん

2~3月に内定を持っていたのは1~2割くらいですね。4月に私も内定を取れて、GWには4割ほどが持っていた印象です。6月には内定持ちが8~9割まで増えていて、7月以降はほとんど就活を終えている状態。持っていない人は相当焦っている様子でした。

―Hさんご自身の焦りの時期はどうでしたか?

Hさん

年内は特に悩んでおらず、1~2月に内定出た子を見て「あ~早いな、すごいな」と見ていました。時期としては比較的順調に選考に進んでいたので、大きな焦りはなかったですね。今の会社に内定をいただいたのが4月末だったので、ここが落ちていたら焦っていたと思います。

今だから言える就活中の反省点。あの時に戻れるなら?

Hさん

周りの人やサービスをもっと色々頼ればよかったなということと、業界も早めに絞っていればよかったのかなぁと思います。私の場合はインターンや説明会に参加しながら業界を絞っていったのですが、早期に決まった子は最初から業界が決まっていて。同じように動いていたら、無駄なインターン参加もしなくて済みましたし、面接でも的を射た話ができたかもしれません。もっと早く遊べたかもなぁと(笑)。

今の企業を選んだ決め手は?

Hさん

会社の雰囲気が一番わかるところに決めました。多分珍しいと思うんですけど、この会社は最終面接の「前」にも面談をしてくれたんです。最終面接に向けて、不安なことや気になることがあれば実際に働いている社員さんから直接聞ける場でした。残業がどのくらいあるか、大変なことは何か、どんな時が一番楽しいか、どんな人が多く働いている職場なのか。良いことだけじゃなくて、リアルな情報を伝えてくれたのが良かったですね。面接も堅苦しすぎず、フラットな自分で居られて。私だけが品定めされるような感じはなく、お互いに「理解を深め合える」面接だったのが、好印象でした。

就職活動を控えた学生へのメッセージ

Hさん

就活だけで頭がいっぱいになると、病んできちゃうと思います。私の場合は趣味を楽しみに、気持ちを切り替えていきました。「絶対にどっかしら内定はもらえる!」ってくらい謎の自信を持って、たまには友達と遊んだり、息抜きをしたり、自分のペースを見失わないようにしてほしいなと思います。周りとは比べなくて大丈夫。内定をもらう時期なんてみんなバラバラですし、もらうのもタイミングだから気にする必要はありません。面接がすごく上手くいって、印象も良かったところほど落ちるのもよくあること。前のことは引きずらず、次の企業・目の前の企業に向き合っていけば、きっとうまくいきます。

―貴重なお話をありがとうございました!

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