就活での書類選考の際、よく耳にするのが「エントリーシート」です。

「エントリーシートはどこで手に入るのだろう?」

「ネットで探してもエントリーシートがなく、どこで買えばいいのかわかりません」

そんな疑問や不安をお持ちの方も多いことでしょう。

エントリーシートの提出を求める企業がほとんどだけに、しっかりと基礎知識をおさえておきたいものです。

そこで当記事では、エントリーシートの入手方法や入手の注意点などを徹底解説します。

書類選考では履歴書の他、エントリーシートの提出も求められる

書類選考は就活において、まず初めの第一関門だけに、しっかりと対策をとってのぞみたいものです。

そんな書類選考ですが、履歴書の提出だけでなく、エントリーシートの提出も求められるのが一般的です。

「履歴書は大学生協や100均、文具コーナーなどで販売されているのをよく見かけるけど、エントリーシートってどこで売っているのだろう?」

実はこれ、本格的な就活をこれから始めるという人がよく抱きがちな疑問なのです。

つまり、履歴書とエントリーシートを混同してしまっている人が少なくないのです。

エントリーシートと履歴書の違いとは?

まず履歴書は、就活生個人の経歴を確認するための書類です。

また、履歴書は、大学生協や100均、文具コーナーなどで購入することができます。

一方、エントリーシートはそれぞれの企業が独自に発行する、書類選考の際に必要な書類になります。

企業によって求める人材ニーズが異なるため、エントリーシートの質問内容や文字数、形式などが異なります。

つまり、エントリーシートは市販されてはおらず、入手方法はすべて各企業経由となります。

履歴書の場合は、就活前、もしくは応募の前からストックを作成して準備をしておくことができますが、エントリーシートは応募の際に企業から受け取るものなので、ストックを作成することは不可能です。

エントリーシートはどこで入手できる?

企業採用ページからのダウンロード

最も一般的な入手方法になります。

就活生のエントリースタートに合わせ、各企業は自社のホームページ内に採用ページ、もしくは独立した採用サイトを設けますが、そこからエントリーシートをダウンロードできます。

また、企業によってはダウンロードではなく、エントリーページに直接入力し、必要事項を記入して送信すれば応募できるタイプもあります。

就活サイトからのダウンロード

企業によっては自社の採用ページや採用サイトではなく、就活サイトを通じて応募するところもありますが、この場合は就活サイトを通じてエントリーシートをダウンロードできるようになっています。

就活サイトに登録すると、マイページが設定され、エントリーシートの案内もマイページに届きますが、うっかり見逃してしまうとダウンロード期限が過ぎてしまうこともあるため注意しましょう。

企業からメールで届く

自社の採用ページや就活サイトで応募すると、企業の採用担当者からメールが届き、エントリーシートが添付される場合があります。

また、メールの文中にURLが記載されており、そこからエントリーシートをダウンロードできる場合もあります。

いずれにせよ、重要なメールとなるため、他のメールに埋もれることがないよう、よく注意しながら必ず企業からのメールをチェックしましょう。

インターンシップや企業説明会から入手する

インターンシップや企業説明会に参加した人のみに直接、エントリーシートが配布されることもあります。

このケースでは自社サイトの採用ページや採用サイトからのダウンロードではなく、エントリーシートを直接手渡しだけで済ませることも多いため、「後日、ダウンロードしてエントリーシートを入手すればいい」と思っていると、いつの間にか応募が終わっている、といったこともあるため、志望度が高い企業のインターンシップや企業説明会は、よくチェックして参加するようにしましょう。

応募後、郵送でもらう

あくまでレアケースですが、新卒採用に応募した後、郵送でエントリーシートが送られてくる場合もあります。

応募時は氏名、住所、大学名、連絡先の登録のみですが、応募後1週間以内ほどでエントリーシートが郵送されてくるので、指定期日以内に記入し、遅れることがないよう提出しましょう。

エントリーシートをダウンロードするときの注意点とは?

ダウンロード可能期間を必ずチェックする

エントリーシートをダウンロードする際に、最も注意しなければいけないことは、ダウンロード可能期間です。

この期間をよく確認せずに、「忙しいから後でダウンロードすればいい」と思っていると、気がつくとダウンロード可能期間がすでに終わっていた、といったことが起きてしまいます。

このような事態になってしまうと、興味のある企業でもエントリーすらできなくなるため注意しましょう。

また、ダウンロード後は、他の企業とデータが混在しないように、フォルダ名は必ず変えて保存するようにしましょう。

zipファイルのダウンロードは、説明をよく読む

メールからのダウンロードの場合、データ容量によってはzipファイルで添付されてくることもあります。

就活生の場合、慣れていないと「どうやって開けばいいのだろう?」と思うかもしれませんが、メール文中に必ずパスワードが記載されているので、このパスワードをコピーして開くようにしましょう。

記入方法を確認する

エントリーシートをダウンロードで入手したとしても、記入は手書きでという場合もあれば、そのままデータ入力できるものもあります。

特に手書きの場合は間違えると最初から書き直さなければならず、作成時間もかかるため、ダウンロード後に記入方法も確認しておいた方がよいでしょう。

エントリーシートを紙で入手するときの注意点とは?

必ずコピーをとっておく

エントリーシートを紙で入手する場合、企業からもらえるのは基本的には1枚のみです。

つまり、この原本に記載する際、誤字脱字があると修正できなくなってしまいます。

また、いきなり原本に書き込んでしまうと、「文字数が足りなかった」「文字数が多すぎて行からはみ出してしまった」などの間違いが生じてしまうこともあります。

そのため、コピーを数枚とり必ず下書きをして、文字数が適量かどうかも確かめ、間違えたら必ず書き直すようにしましょう。

クリアファイルなどに保管する

エントリーシートを紙でもらい、バッグに入れた際に折れや汚れがついてしまうことがあります。

多少の折れや汚れはコピーの際に目立たなくなりますが、あまりに汚く、くっきりした折れがついてしまうと、それだけでだらしなく見えてしまいます。

エントリーシートを紙でもらう際は、必ずクリアファイルを持参し、きれいに保管するようにしましょう。

まとめ

エントリーシートは履歴書のように、大学生協や100均、文具コーナーなどで市販されてはおらず、入手方法はすべて各企業経由となります。

また、企業によって求める人材ニーズが異なるため、エントリーシートの質問内容や文字数、形式なども異なります。

エントリーシートはの入手方法には、

・企業採用ページからのダウンロード

・就活サイトからのダウンロード

・企業からのメールで添付または文中記載のURLからダウンロード

・インターンシップや企業説明会などで、紙による手渡し

・応募後に郵送でもらう

などがあります。

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