インターンがスタートする日が近づくにつれ、当日の持ち物について悩む就活生もいることでしょう。

当日の朝になってバタバタ準備をしてしまうと、重要なものをついつい忘れてしまう恐れがあります。
インターンに必要なものは事前にしっかりと準備しておくことが重要になるのです。

ここでは、インターンに参加するにあたり必要な持ち物を解説していきます。
当日忘れ物をして焦ってしまうことの無いよう、しっかりと確認して準備を着実に進めておくようにしましょう。

手ぶら参加はNG

「インターンでやることはその場で指示されるだろうし、特に何も持っていかなくても大丈夫だろう」と軽く考えてしまう方もいるかもしれませんが、手ぶらでの参加はNGです。

もちろんインターンでやることはその場で指示されることになりますが、その指示の有無とは関係なく、社会人として最低限準備しておくべきものがあるのです。

手ぶらで参加してしまうと、「やる気があまりないのかな」とインターンに対する熱意そのものを疑われてしまう恐れもあります。

その企業へ就職したいという気持ちがあるのであれば、そのような誤解を招く行為は絶対に避けなければなりません。
しっかりと事前準備をした上で、当日を迎えるようにしましょう。

インターンに必要な持ち物リスト

ここからはインターンに必ず持っていくべきものを7つ紹介していきます。

当然のことですが、ここで紹介するもの以外でも、企業から指示されたものは忘れずに持っていく必要があります。

ここで紹介するものはあくまでも、最低限準備しなければならないものと捉え、それに加えて各企業からの指示に従い、必要なものを準備するようにしましょう。

各種提出書類

企業から事前に提出を求められた書類がある場合は、忘れずに持参するようにしましょう。

その際、記入は前日までに済ませておくことが大切です。
当日まで書くことを失念し、現地に着いてから慌ててその場で書く人がいますが、企業の方には格好悪く映ってしまう恐れがあるのです。

また持参する際には、必ずクリアファイルに挟んだ状態で持ち運ぶようにしましょう。
当日雨が降った場合、書類を直接カバンに入れてしまうと、書類も濡れてしまうかもしれません。

クリアファイルを利用し、綺麗な状態で書類を提出することが大切なのです。

筆記用具・メモ帳

インターンの中で気づいたことをその場ですぐにメモすることができるように、筆記用具とメモ帳は必ず持参するようにしましょう。

特に、実際の職場で仕事の体験をさせてもらう場合は、周りに迷惑をかけてしまわないよう、業務の流れ、やるべきことなど聞いたことは都度メモを取るようにすることが大切です。

社会人として働く中でも、仕事については都度メモを取ることが重要になります。
社会人として働くための練習機会と考え、メモを取る癖をつけておくようにしましょう。

スマートフォン

業務の中で「〇〇について調べて」と頼まれることもあるかもしれません。
PCがその場にあれば良いですが、常にデスクで仕事をするとは限りません。

企業から特段指示がない場合には、いつでも情報を検索できるよう、仕事中もスマートフォンを携帯しておくのが良いでしょう。

また仕事で社員の方と共に外出する可能性もあります。
万が一はぐれてしまった場合に備え、常に持ち歩いておくのが無難だと言えるでしょう。

ただし、当然ながら業務に関係のない利用は控えなければなりません。
またマナーモードに設定し、アラームなど音の出る機能は切っておくのを忘れないようにしましょう。 

スケジュール帳

仕事を進める中で、「〇月〇日の〇時からの打ち合わせに参加できる?」など、都合を聞かれることもあるでしょう。

そのような際に即答できるよう、自身の予定をスケジュール帳で管理する癖をつけておくようにしましょう。

普段スマートフォンで予定を管理している人もいると思いますが、人によってはあまり良い印象を持たれない恐れがあります。
面倒に思うかもしれませんが、スケジュール帳で管理する習慣をつけておくのが無難だと言えます。

ハンカチ・ティッシュ

汗をかいたとき、手を洗ったときなどに、サッと拭くことができるよう、ハンカチ・ティッシュは必ず持ち歩くようにしましょう。

洗った手をズボンで拭いてしまう人もいるかもしれませんが、良い印象は持たれません。
身だしなみを整えるのはビジネスマナーの一つです。

だらしない印象を与えてしまわないよう、必ず携帯するようにしましょう。

学生証

念のため学生証は携帯しておくようにしましょう。
特にインターン初日に本人確認として提示を求められる可能性もあります。

必要になる場合には事前に企業から案内されることが多いと思いますが、案内がなくとも一応持っておくのが無難だと言えるでしょう。

印鑑

学生証と同じく、印鑑も一応持っておくようにしましょう。
関わる仕事内容によっては、署名、押印を求められる可能性があります。

学生証同様、必要になる場合には事前に案内されるとは思いますが、念のため持参しておく方が良いでしょう。

必要な持ち物を忘れてしまった場合

上で述べた必要な持ち物をインターン当日に忘れてしまった場合には、どのように対応すれば良いのでしょうか。

ここからは、もし忘れてしまった場合の対処法について解説していきます。
どんなに入念に事前準備を行ったとしても、100%忘れ物のリスクを排除できるわけではありません。

万が一の場合に備えて、忘れてしまった場合の対応についても事前に学んでおくようにしましょう。

可能なものは道中で入手する

筆記用具やメモ帳、ハンカチ等はコンビニでも買うことができるので、もし途中で忘れ物に気づいた場合には、途中のコンビニなどで入手するようにしましょう。

ただし寄り道をしたことで遅刻してしまうのはNGです。
もし道中で買い物をする時間的余裕がない場合には、諦めてひとまずインターン先に向かうようにしましょう。

上述の通り、忘れ物をする可能性はゼロではなく、道中で忘れ物に気づく可能性もあります。

そのような際にリカバリーすることができるよう、少し時間に余裕をもって自宅を出発することが重要だと言えるでしょう。

道中での入手が不可能であれば一旦報告を

企業への提出資料や学生証など、道中での入手が不可能なものもあります。

もしそれらのものを持参するよう企業から指示があったのであれば、気付いた時点ですぐに企業に電話して、指示を仰ぐようにしましょう。

学生証など、特に持参についての指示がなかった場合には、ひとまずインターン先へ向かい、現地に着いてから担当者の方に聞いてみる形で良いでしょう。

いずれにせよ、企業に連絡することなく引き返し、それにより遅刻してしまうのはNGです。
連絡なく遅刻してしまうと、企業の方に要らぬ心配をかけてしまうことになります。

どうしたらよいかわからない場合には、ひとまず状況を報告して、指示を仰ぐのが賢明だと言えるでしょう。

まとめ

ここまでインターンシップ当日に必要な持ち物について解説してきました。

忘れ物をしてしまうと気が動転してしまい、インターンにしっかりと集中することができなくなってしまう恐れもあります。

忘れ物をしてしまうことの無いよう、また万が一忘れ物をしてしまった場合にも冷静に対応することができるよう、ここで学んだことをしっかりと消化しておくようにしましょう。

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