就活における1つ目の障壁は自己分析です。ここでつまずき、就活を思うように進められなくなってしまう就活生も多く存在します。ここでは、自己分析でつまずいてしまう主な原因を紹介し、それを踏まえ、自己分析を効果的に進めるためのポイントを解説していきます。 

自己分析は就職活動を進めるにあたっての入り口です。入り口でいきなりつまずいてしまわないよう、しっかりと押さえておきましょう。

自己分析ができない人の特徴

まず、自己分析ができない人の特徴について紹介していきます。自己分析はただむやみやたらに過去を振り返り、自分を見つめ直せば良いというものではありません。どのような点に気を付けて取り組むべきか、反面教師としてまずは理解しておくようにしましょう。

自己分析に費やす時間が不足している

自己分析がうまくいかない理由として、自己分析に十分な時間を割けていないことがまず挙げられます。たしかにポイントさえつかめば、さほど時間をかけることなく、案外サクサクと自己分析を進めることも可能になります。しかしそれでも途中で行き詰まり、予定通り進まなくなってしまうことはままあることです。初めから少ない時間で自己分析を完了させる前提で考え、その後のエントリーシートの作成や企業分析等の予定を組んでいると、自己分析が少し行き詰っただけで全体の進捗に大きな影響を与え、結果、自己分析が十分に進んでいない状態で自己PRや志望動機の作成を進めざるを得なくなってしまう恐れがあるのです。

普段から自分自身を客観的に見る癖がついている人にとっては、自己分析はさほど時間がかからないでしょうが、自分自身を見つめ直すという経験をあまりしたことがない場合には、想定よりも自己分析に時間がかかってしまう可能性は高いです。その点を見誤ってしまうと、エントリーシートの提出期限や面接準備に追われ、時間的な余裕がなくなり、自己分析が不十分なまま就職活動を進めざるを得なくなってしまうのです。

経験の深掘りができていない

 自己分析は、自分自身の過去の経験を振り返り、その時になぜそのような行動をとったのか、その時にどんな感情を抱いたのか等、その時の自分の行動や感情についてどんどん掘り下げていくことで、自分自身の性格や特徴を見つけていくことを目的に行うものです。自己分析をうまく進めることができないという人は、この深掘りがうまくできていない可能性が高いです。

例えば、過去に必死になって勉強して不動産鑑定士の資格を取得した経験がある場合、なぜそこまで必死になって取得しようと頑張れたのか、をまずは自分自身に対して質問すると思います。その回答が、「不動産業界で働くことに憧れがあったから」であった場合、そこで質問を止めるのではなく、次は「なぜ不動産業界に憧れているのか」を自分自身に質問してみます。このように、回答に対して質問し、その回答に対してさらに質問するというフローを繰り返していくことでどんどん深掘りしていくことができるのですが、このフローを1回行うだけでやめてしまう人が一定数います。その結果、思考が十分に深まらず、自己分析が思うように進まなくなってしまうのです。

短所ばかりが目についてしまう

 自己分析の中では当然ながら、悔しかった経験や失敗した経験なども振り返り、自分の苦手なことや短所とも向き合っていくことが必要になります。自分自身の嫌な一面を自ら覗きに行くことになるので、その過程で嫌気が差し、自己分析が滞ってしまう就活生も一定存在します。たしかに自分自身の短所と向き合うということは気持ちの良いものではなく、前向きな気持ちでは取り組みづらいものでしょう。しかしそれを乗り越えないと、自分自身という人間に対する理解を深めることができず、中途半端な自己理解で就職活動に臨んでいくことになってしまうのです。

自己分析におけるポイント

 ここからは上で述べた自己分析でつまずいてしまう人の特徴を踏まえた上で、自己分析を順調に進めるためのポイントを解説していきます。自己分析は自己PRの作成や志望動機のブラッシュアップなど、選考に臨むための準備において欠かすことのできない要素です。不完全な状態で選考に臨まざるを得ないような事態にならないよう、ここで自己分析を進める際のポイントをしっかりと理解し、自分のものにしておきましょう。

隙間時間を活用する

 自己分析はコツを押さえて取り組むことで短い時間で完結することも可能になります。しかし、上述の通り、これまでに自分自身について、じっくりと分析してみた経験がない場合には想定以上に時間がかかる可能性も十分にあります。そのような場合には隙間時間をうまく活用するようにしましょう。

自己分析は机に座っていなければできないものではありません。電車に乗っている時間やお風呂で湯船につかっている時間など、隙間時間を寄せ集めると、結構な時間を確保することが可能になります。就職活動ではエントリーシートの作成や企業研究など、やるべきことが次々と出てくるため、まとまった時間を確保することがだんだん難しくなっていきます。そうかといって自己分析を疎かにするわけにはいきません。その解決策として、隙間時間を活用し、少しずつでも自己分析を進めていくことが重要になるのです。

ゴールを内定に設定しない

 2つ目のポイントは、自己分析におけるゴールを内定に設定しないことです。「自己分析は就職活動のために行うものだし、ゴールを内定に設定するのは自然なことなのでは」と疑問に思う就活生もいることでしょう。たしかに就職活動のために自己分析を行っている以上、ゴールを内定に設定したくなる気持ちもわかります。しかし、社会人としての人生を考えると、内定はゴールではなく、むしろスタートラインなのです。

有名企業から内定がもらえたからといって、その先の人生も順風満帆に進むことが約束されるわけではありません。どんなに有名な企業であっても、その職場環境や労働条件が、自分が理想とする働き方と異なっていれば、そこに違和感を覚え、思い悩む機会も増えていくことでしょう。内定をゴールとして設定するのではなく、実際に社会人として働く姿をイメージし、自分が理想とする働き方を見つけるために自己分析を進めるようにしましょう。

自分自身を客観視する

 上述の通り、自己分析の中で自分の短所と向き合うのは気が進まず、結果、自己分析が滞ってしまうことも間々あります。その対策として、自分自身を客観的に分析してみることも効果的です。あくまでも自分自身ではなく、他の誰かの経験を振り返るような気持ちで分析を進めていくことで、短所とうまく向き合いながら自己分析を進めていくことが可能になるでしょう。もしそれでも難しい場合には、身の回りの人に自分の短所や苦手としていることについて質問してみるのもアリです。身の回りの人であれば、100%客観的な視点で、自分自身を分析してもらえます。自己分析は一人で完結しなくてはいけないものではありません。必要であれば周りの人の力も借りつつ、自己分析を進めていくようにしましょう。

まとめ

 自己分析でつまずく人の特徴と、それを踏まえた上で自己分析をどう進めればよいか、そのポイントを解説してきました。これまで自己分析を行ったことの無い人にとって、自己分析はめんどうな作業に思えるかもしれません。しかし、自己分析をしっかりと行うことで、本当に自分が望む生き方を模索していくことが可能になります。社会人になると忙しさから、なかなか自己分析に時間を費やすことも難しくなるでしょう。せっかくの機会なので、投げやりに取り組むのではなく、しっかりと取り組み自分自身への理解を深めていくようにしましょう。

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