毎年3月になると、エントリーシートの提出が増えてくる時期となってきます。「ESってどうやって書いたらいいの?」「何をアピールすればいいんだっけ?」など、頭の中がパニックになってしまう方もいるのではないでしょうか。

ここで、改めてこの記事ではエントリーシートの書き方やポイントを再度おさらいしてみましょう。下まで読んで2分ほどの内容となります。

就活で忙しい、今改めて、エントリーシートの書き方

エントリーシートが通るかどうかで、次の面接に進めるかが決まるケースが多いです。時間がないからといって適当に作らず、以下のポイントに気を付けて作成しましょう。

志望動機を明確にする

まずは、企業に応募する理由やその企業に興味を持ったきっかけなど、自分の志望動機を明確に述べましょう。また、企業のビジョンや事業内容、社風などについて調べ、自分がその企業でやりたいことや貢献できる内容をアピールしましょう。

自己PRを充実させる

自分のスキルや経験、性格などについて、ゼミやバイト、サークル・部活など具体的なエピソードを交えながら自己PRを充実させましょう。また、自分が得意とすることや、これまでに挑戦したことで得た成果や経験、自分の強みなどをアピールすることが大切です。

提出前に誤字脱字をチェックする

最後に、エントリーシートの提出前に誤字脱字の確認をしっかり行いましょう。自分で書いた文章は、見慣れているとミスが見落とされがちです。複数の人に見てもらって、誤字や脱字、文章の不自然さなどを修正し、完璧な状態で提出しましょう。

あらためて!エントリーシート作成の5つのポイント

また作成の際には以下のポイントを踏まえて作ってみましょう。

質問内容にしっかりと答える

エントリーシートには、企業から提示された項目が書かれています。しっかりとその質問内容に沿って回答することが重要です。また、回答の際には、質問内容と自分の経験や強みをバランスよく盛り込み、自分のアピールポイントを明確にするように心がけましょう。

文章の構成と表現に注意する

エントリーシートは、書かれた文章で自己アピールする重要な書類です。文章の構成や表現に気を付け、読みやすく分かりやすい文章にすることが大切です。文章の表現力や文法力に自信がない場合は、先輩や大学のキャリアセンターに相談しアドバイスをもらうことをおすすめします。

フォーマットに沿って作成する

企業から提示されたフォーマットに沿ってエントリーシートを作成することが大切です。余白やフォントの大きさ、文字数制限など、指示された条件を守りながら作成しましょう。また、提出期限に間に合わせるため、余裕を持って作成することが望ましいです。

自己PRや経験を具体的にアピールする

エントリーシートでは、自己PRや経験・実績をアピールすることが求められます。ただし、アピールする際には、具体的な事例を挙げ、数字や結果などを示すことで、自分の力や実績をアピールするようにしましょう。

自分自身の言葉で書く

エントリーシートは、自己アピールをする書類です。そのため、自分自身の言葉で書くことが重要です。他人に書いてもらうこともできますが、自分自身が一番自分自身を理解しているため、自己アピールには自分自身の言葉が一番適しています。

【参考】大手企業で問われるエントリーシートの項目例

1基本情報

氏名、フリガナ、生年月日、性別、連絡先、メールアドレス、住所など

2学歴

学校名、学部・学科、卒業年月、成績など

3志望理由・自己PR

なぜその企業を志望するのか、どのような価値観やビジョンを持っているのか、その企業でどのような役割を果たしたいのかなど

4趣味・特技・その他の活動

趣味や特技、ボランティア活動やサークル活動、留学やインターンシップなど

5チャレンジ精神を示すような活動について

課題解決能力・リーダーシップ・チームワークなどの能力・スキル

具体的な事例を挙げて、自分の強みや経験から得た能力やスキルをアピールする

以上のような項目が含まれることが多いですが、企業によっては別の項目が追加される場合もあります。多い企業だと30項目以上を埋める必要があるところも。各項目についての詳細な指示や注意事項がエントリーシートに記載されていることもありますので、注意深く読み、指示に従って作成するようにしましょう。

必見!エントリーシート落ちる人の特徴

何度、エントリーシートを提出しても落ちてしまう・・、そんな方はいくつかの特徴があるように思われます。

応募する会社の事業や職種・ポジションに関する理解が不十分である

企業が求める人物像や業務内容を正確に理解せず、エントリーシートに反映できていない場合があります。応募者は、求人情報や企業のウェブサイト、社員インタビューなどを調べ、応募する企業や職種・ポジションに関する理解を深める必要があります。

自分の経験やスキルを具体的に表現できていない

企業はエントリーシートしかあなたを判断する手段がありません。自分自身の経験やスキルを抽象的に表現したり、具体的なエピソードや実績を挙げなかったりすると、応募者の魅力が伝わりにくくなります。具体的な事例や数字を挙げ、自分の強みや成果をアピールするようにしましょう。

文章力や表現力に欠ける

エントリーシートは、応募者の文章力や表現力を評価するためのものでもあります。文法的なミスや表現の乱れがあると、印象が悪くなる可能性があります。文章を丁寧にチェックし、自分の言葉で正確に表現するように心がけましょう。

応募動機が不十分である

エントリーシートには、なぜこの企業・業界を志望するのか、どのようなキャリアプランがあるのかといった応募動機が求められます。特に企業は「なぜうちの会社をうけたのか」という自社への興味を聞いてきます。応募者は、自己分析や企業研究を行い、自分がこのポジションにふさわしい理由や将来のビジョンを明確にする必要があります。

応募条件を満たしていない

企業は募集時に特定の学科や資格などを求めるケースもあります。エントリーシート提出時点で、応募条件を満たしていない場合もあります。求められている学歴、言語スキルなどが欠けている場合は、応募資格を再確認する必要があります。

以上が、エントリーシート落ちる人の特徴の一例です。応募前にしっかりと企業研究を行い、エントリーシートの書き方についても学習し、自分の強みや魅力をアピールするように心がけましょう。

最後に・・改めて!自己分析は大丈夫か?自分の性格や能力を客観的に分析しよう

自己分析は、自分自身を客観的に見つめ直すことが大切です。

まずは自分の性格や能力について客観的に分析することが必要です。そのためには、自分自身を客観的に見ることができる人にアドバイスを求めたり、性格診断や能力診断テストを受けたりすることが有効です。

自分の過去の経験を振り返る

自己分析には、自分の過去の経験を振り返ることが重要です。これまでの経験から、自分が得意なことや苦手なこと、興味があること、好きなこと、向いている仕事などを探ることができます。

自分の価値観を明確にする

自分の価値観を明確にすることも、自己分析には欠かせません。自分が大切にしていること、求めること、目指すべきことなどを整理し、自分自身がどのような人生を送りたいのかを考えることが大切です。

周りの人の意見を聞く

自己分析は、自分自身だけで行うものではありません。周りの人の意見を聞くことで、自分自身が気づかなかったことや、自分の良い面や改善すべき点などを知ることができます。

継続的に振り返りを行う

自己分析は一度だけで終わるものではありません。自分自身が変化することや、新しい経験をすることで、考え方や価値観が変わることもあります

いかがでしたでしょうか?就活を進めていくと、自分の大切なものや考え方を改めて見つめ直す機会が増えてきます。自分自身で悩みを抱えすぎず、友達や親、大学の先輩やキャリアセンターの方など、周りの人にも頼りながら就活をしてみましょう。