就活において、企業への理解を深めるための有効手段として挙げられるのがインターンです。

しかし、インターンはその種類によって選考試験があります。

「インターンには参加したいんだけど、なかなか面接に受からない…」

「インターン選考を通過するにはどのようにすればよいのだろうか?」

そんな不安や疑問をお持ちの方々も多いことでしょう。

インターンは参加することのメリットがたくさんあるだけに、なんとか選考試験を通過して参加したいものです。

そこで当記事では、インターン選考に受からない原因と対策について解説します。

インターンに受からない理由とは?

参加意欲が低い

「どうしてもインターンに参加したい」「志望する〇〇社の仕事内容や社風を理解し、本試験に応募するためにインターンに参加したい」など、強い参加意識や目的意識があると、インターンの選考試験に受かる可能性も上がります。

しかし、「受かれば儲けもの」「周りの友人もインターン試験を受けるから自分も受けてみた」といった意識でいると、なかなかインターンには受かりません。

企業もやる気のない学生より、やる気の感じられる学生に参加してもらいたいと考えるため、これは当然であるといえます。

面接対策が足りていない

インターンの面接官の質問に対し、しっかりとした受け答えができていないと不合格になってしまう確率が高まります。

回答の前に妙な間があったり、しどろもどろになっていたりすると、「面接対策が足りていないのではないか?」「本当にインターンに参加したいのだろうか?」と思われてしまうからです。

また、

・答えが簡潔でなく、ダラダラと結論までが長い

・質問の回答になっていない

・声が小さく、自信がなさそうな印象を受ける

など、このような場合もインターンの選考に受からない可能性が高いです。

業界・企業研究が足りていない

インターンに参加することで、ホームページや公開情報以外の様々な情報が入手できるため、業界・企業研究が効率よく進みます。

そのため、インターンの参加自体が業界・企業研究の手段の一つといえます。

しかし、そのインターンに参加するにあたって、最低限の業界・企業研究は必要です。

調べればわかるようなことも知らず、ただなんとなくインターンの選考試験を受ければ、他の熱心な学生と比べ、その違いは明確な差となって面接官の目に映ってしまいます。

エントリーシートの内容が乏しい

インターンの選考試験では、面接前にエントリーシートの提出を求められるのが一般的であり、まさに第一関門といえます。

しかし、エントリーシートの回答欄に空欄が目立っていたり、内容が乏しかったりすると、面接に進む前に不合格となってしまいます。

この書類選考突破に苦戦しているような場合は、もう一度自己分析や業界・企業研究をしっかり行ってみましょう。

自己分析はこれまでの経験を幼少期から大学時代まで、各時代ごとに振り返り、どんな理由から何を経験し、そこから何に気づいたのかまとめてみましょう。

俯瞰してみることで自分の強みや弱み、価値観、性格といった特徴を把握することができます。

また、業界・企業研究は、業界説明会や企業説明会に参加したり、ホームページ、会社四季報等で調べてみるとよいでしょう。

さらにOB・OG訪問も有効手段の一つです。

求める人物像と違っている

企業にはそれぞれ特徴が異なっていて、求める人物像も企業によって違います。

企業は自社の特徴や社風に合っているような就活生を採用しようとする傾向があります。

例えば、新し事業分野にどんどんチャレンジする社風の企業の場合、堅実で保守的な就活生を採用してしまうと、入社後はもちろん、インターンにおいてもミスマッチが生じてしまう可能性が高まります。

このように、インターン参加希望者側に特に落ち度がなかった場合でも、企業が求める人物像に合っていないときに、選考試験に受からない可能性もあります。

競争率が高い大手企業などばかりを受けている

大手企業や人気企業のインターンとなると、応募人数も増えるため競争率も高くなります。

中には全国から優秀な学生が数多くインターン参加を希望するところもあるため、とても狭き門となります。

このように、大手企業や人気企業はインターンの選考試験に受からない場合も多いため、中小企業や地元企業などのインターンも検討することをおすすめします。

社会人としての基本的マナーをわかっていない

インターンの選考試験において、下記のような社会人としての基本的マナーが守れていないと、受からない可能性が高まります。

・言葉遣い(正しい尊敬語や謙譲語が話せない)

・服装(シワや汚れのある服装、場違いな服装など)

・髪型(清潔感がない、髪色が明るすぎるなど)

・所作(ノックの仕方、礼の仕方、イスの座り方など)

・時間(遅刻、早く着きすぎ)

インターンは長期開催などは特に、就業を体験することになり、他の従業員の方々といっしょに働くため、基本的マナーを守れそうにない学生は、選考試験に落ちてしまいます。

インターンの書類選考突破に必要なこととは?

論理的で簡潔にまとめる

履歴書やエントリーシートなど、インターンの書類選考突破には、論理的で簡潔にまとめた文章を作ることがコツになります。

結論までがダラダラと長い文章では、読み手にストレスを与えてしまうため、PREP法を用いてまとめるとよいでしょう。

PREP法とは?

Point:要点(結論、主旨、主張)

Reason:理由(結論に至った理由や主張理由)

Example:具体例(事例、エピソード、データ)

Point:要点(結論、主旨、主張)

の頭文字を取った話のまとめ方で、説明がわかりやすくなるのが特徴です。

インターンで得たいことを具体的に伝える

インターンの選考試験に応募する際、「経験や自己成長のために参加したい」とだけ伝えても、熱意が伝わらず、「他社のインターンでもよいのではないか?」と思われてしまいます。

例えば、「業界のトップを走る企業の働き方や社員の方々の考え方を知りたい」、「大学で注力してきた〇〇分野を仕事に活かせる業務に関わりたい」など、そのインターンから何を得たいのか具体的に伝えるとよいでしょう。

志望動機は企業理解を前提として書く

企業理解がないまま志望動機を書いても説得力がなく、「志望度が低いのではないか?」「自社には合わないのではないか?」と判断され、インターンの選考試験に受からなくなってしまいます。

最低限、応募企業のホームページなどはよくチェックし、企業理解を前提に志望動機を書くようにしましょう。

インターンの面接突破に必要なこととは?

事前に自己紹介を考えておく

インターンの面接では、まず自己紹介を求められる場合がほとんどなので、事前に考えておきましょう。

自己紹介は大学・学部・学科名、氏名を名乗ってから、どんなことに力を注いできたか、自分の強みなどを話しましょう。

そして「精一杯頑張ります」など、意気込みや熱意を面接官に伝えましょう。

よくある質問にはきちんと答えられるようにしておく

インターンの面接では頻出質問があるため、まずはしっかり答えられるように準備しておきましょう。

・自己紹介、自己PR

・志望動機

・インターンで何を学びたいのか

・学生時代にがんばったこと

・趣味や特技

などです。

話し方にも注意する

話の内容はすばらしくても、声が小さく表情が暗くては説得力がなくなってしまいます。

人は相手が話すとき、話の内容より視覚的情報から影響を受けるといった心理学の実験データもあります。

明るい表情、声のトーンを上げる、大きな声で話す、抑揚をつけるなど、話し方にも注意しましょう。

逆質問は必ず用意しておく

インターンの面接では、面接官から一方的に質問を受けるばかりでなく、「逆質問」と呼ばれる、学生が面接官に質問できる時間があります。

「何か質問はありますか?」と言われ、「特にありません」では志望度の低さや熱意のなさを疑われてしまいます。

逆質問はほぼあるため、いくつか確認したいことや知りたいことを事前にまとめておきましょう。

まとめ

インターンは「参加意識が低い」「面接対策が足りていない」「業界・企業研究が足りていない」「エントリーシートの内容が乏しい」「求める人物像と違っている」「競争率が高い大手企業などばかりを受けている」「社会人としての基本的なマナーをわかっていない」といった場合に、選考試験に受からない可能性が高くなります。

まず、インターンの書類選考に突破するためには文章を論理的で簡潔にまとめ、インターンで得たいことを具体的に書きましょう。

また、志望動機は企業の理解があってはじめてその内容が深まります。

次に面接に突破するためには事前に自己紹介や頻出質問にきちんと答えられるようにしておきましょう。

そして表情や声の大きさ、トーンなど話し方にも意識し、最後にほぼ聞かれる「逆質問」も、いくつか質問を用意しておきましょう。