移動時間やコストがかからず、これまでは難しかった遠方者との面談も気軽に行えることから、様々な企業でオンライン面接が導入されています。

そのため、近年、就活生でもオンライン面接経験者は増えてきましたが、まだまだ

「オンライン面接を受ける際、背景はどうすべきなのだろうか?」

「オンライン面接を受けるとき、どのようなことに注意しなくてはならないのだろうか?」

そんな疑問や不安を持つ人も多くいるようです。

オンラインであっても面接は面接です。

人生を左右するかもしれないことだけに、事前準備はしっかりとしておきたいものです。

そこで当記事では、オンライン面接の背景はどうすべきか?また、オンライン面接のマナーや注意点を解説します。

オンライン面接に適した背景とは?

白い壁

オンライン面接の際は、自宅、自宅以外に関わらず、できるだけ白い壁の前に座って受けるようにしましょう。

メリットとしては

・清潔感や爽やかさを演出しやすい

・表情が明るく見えやすい

・面接に関係ない色や柄ではないため、面接官が就活生の話に集中できる

などが挙げられます。

白や薄い色のカーテン

自宅など、オンライン面接を受ける部屋に白い壁がない場合は、白や薄い色のカーテンを背景にしましょう。

先に解説した、白い壁と同様のメリットがあるからです。

ただし、このようなカーテンを選ぶ場合、汚れやシミなどはないか、また、太陽光で透け過ぎていないかも事前に確認しておきましょう。

白布

白い壁も白や薄い色のカーテンも用意するのが難しい場合は、白布、もしくは白のきれいなシーツやベッドカバーなどを代用するとよいでしょう。

白布の場合、大きさによっては部屋にある余計なものを隠すことができるため、おすすめです。

白いバーチャル背景

バーチャル背景とは、オンライン面接やオンライン会議などを実施する際に、自分が選んだ画像を背景に設定できる機能のことを指します。

バーチャル背景は、面接官や相談相手などにプライベートな空間や企業機密につながる空間を隠すために設けられた機能で、色柄などは様々あります。

オンライン面接の際、バーチャル背景を利用するときはここまで見てきたように、面接に関係ない派手な色柄や表情に悪影響が出る暗いものは避け、白い画像を選ぶようにしましょう。

ただし、バーチャル背景は映し出された画面において、見ている者に違和感を与えてしまう場合もあります。

そのため、先に解説した白い壁、白や薄い色のカーテン、白布などをできるだけ使用するようにしましょう。

オンライン面接でNGの背景とは?

モノで散らかっている

背景に本棚や整理された収納等が多少映りこんでも問題はありませんは、例えば、

・脱ぎっぱなしの服が置いてある

・床にゴミが落ちている

・新聞や雑誌が積みっぱなしになっている

などが背景に映りこんでしまうと、面接官は「整理整頓・掃除もできない人なのではないか?」と思ってしまい、面接での受け答えがよくても人間性に疑問を持たれてしまいます。

逆光で暗い

自宅において、太陽光が差し込む明るい部屋だと思ってオンライン面接を受けても、カメラ位置が悪く逆光になってしまうと、表情がよくわからなくなり、面接官とのコミュニケーションに悪影響が出てしまいます。

そのため、オンライン面接の前には必ず、面接と同じ時間帯にカメラチェックを行ない、どのように自分の顔が画面に映るかよく確認しておきましょう。

パソコンやwebカメラの位置を変えることで対処はできますが、それが難しい場合は昼間であっても部屋の電気をつけるか、卓上にライトを置くなどしましょう。

カーテンや白布に汚れがある

先に述べたように、オンライン面接の背景として、白や薄い色のカーテン、白布などがおすすめですが、汚れやシミ、ほつれなどがあると、面接官に不潔でだらしない印象を与えてしまいます。

白いカーテンや布は汚れやシミなどがついていると目立ってしまうため、オンライン面接の前に必ず洗濯かクリーニングに出すようにしておきましょう。

壁やカーテンが派手な色柄。装飾品がうるさい

派手な色柄の壁やカーテンがあり、装飾品も個性的である場合なども、オンライン面接ではNGの背景となります。

面接官の意識が背景に集中してしまい、アピールしたいことがまったく伝わらなくなってしまう可能性があるからです。

このようなカーテンや装飾品はオンライン面接の前に片付けるか、片付けるのが難しい場合は白い布等で隠すようにしましょう。

自分以外の者が映りこむ

オンライン面接を受ける場所として、自宅が一番おすすめですが、諸事情によりレンタル会議室やコワーキングスペースで受けるという就活生もいます。

しかし背景に、自分以外の者が映りこまないよう注意しましょう。

面接では就活生の個人情報や、企業の機密情報などについて話し合う場合もあります。

背景に就活生以外の誰かが映りこんでいる場合、面接官も気が散って集中できず、話しづらくなってしまうからです。

これでは合否にも影響を与えてしまうため、自宅以外の場所を利用するにしても、できるだけ他人が背景に映りこまない個室を利用するようにしましょう。

その他、オンライン面接を受けるにあたってのマナーや注意点

服装

オンライン面接は、基本的には限られた範囲しか映りません。

そのため、「上半身だけスーツで、下半身はスエットやジャージなどの部屋着でもよいのでは?」と考える人もいますが、これは絶対に避けましょう。

オンライン面接は、ネット環境によって不測の事態も起こりがちです。

映像や音声が乱れてしまい、配線をチェックしようと席を立った時に、スーツでない下半身が映りこんでしまった場合、面接官にマイナス印象を与えてしまいます。

そのため、男女ともに上下スーツ着用が基本マナーとなります。

身だしなみ

オンライン面接を自宅で受ける場合、ついつい油断してしまうのが髪型やメイクです。

「どうせ正面しか映らないから」と思い、後頭部についた寝ぐせをそのままにしてしまう人もいるようですが、これもNGです。

服装と同じように、何かの拍子で後姿が映ってしまうことも考えられるため、対面での面接のように、360度どこから見られてもおかしくない身だしなみを心がけましょう。

さらに、男性の場合は無精ひげがないか、女性の場合は前髪が表情を邪魔していないか、メイクが濃く映っていないかなどにも気を配って、オンライン面接にのぞむようにしましょう。

目線

対面では相手の目を見て話すことが基本マナーになります。

しかし、オンライン面接で面接官の目を見ながら話してしまうと、実際、面接官には目線が合っていないことになります。

自分が話す場合はカメラに向かって話し、面接官が話すときは画面に映る面接官を見ながら相槌を打ったりリアクションをわかりやすくしましょう。

また、パソコンでもスマホでもカメラの位置は自分の目の高さに合わせることが基本です。

目線よりも下に置いてしまいがちですが、面接官には上から目線で見下したように見えてしまいます。

さらに目線が下になることで暗い表情に見えてしまう場合もあるため注意しましょう。

表情や話し方

オンライン面接の際は、普段よりも大きな声でゆっくりと話すようにしましょう。

また、手ぶりも交えて動作も大きめにすると、より熱意や積極性が伝わりやすくなります。

表情も明るい笑顔を終始、心がけましょう。

まとめ

オンライン面接の背景は、面接に関係ないモノや人が映りこんでいたり、派手な色柄の壁、カーテンのある場所は避けるようにしましょう。

面接官が背景に意識が集中してしまい、アピールしたいことが伝わらなくなってしまうからです。

オンライン面接の背景には、白い壁や白や薄い色のカーテン、白布などを使用するのがおすすめですが、部屋がモノで散らかっていないか、床にゴミが落ちていないか、カーテンや布に汚れやシミがないかなども事前によくチェックしておきましょう。