プロ中のプロたちが、それぞれの強みを発揮する新規事業開発部。そのマネージャーであり、自らも営業の一人として、第一線でご活躍中の市村さんに仕事の取り組み方や組織上での「産案スタンダード」について詳しく聞いてみました。

社員プロフィール

市村 潤(いちむら じゅん)
株式会社産案
新規事業開発部 G.Mgr(グループマネージャー)

2007年中途入社。求人広告営業、派遣コーディーネ―ターを経て、営業リーダー職として産案へ入社。フリーペーパーを皮切りに紙面からWebまで様々な広告拡販に努め、2016年以降Mgr、S.Mgrを歴任。現在は新規事業開発部の責任者として、歴戦のエキスパート営業たちを束ねる。

■気になる趣味は・・・

マラソン。学生時代はサッカー部でしたが、産案入社後のサークル活動で30歳を過ぎてマラソンに目覚めました。それ以来ずっと続けていて、年に1回はフルマラソンとハーフマラソンの大会に出ています。運がいいのか、あの東京マラソンにも3回出場しました。もはやライフワークですね。

タレントとクライアントとをコネクト。

企業同士でビジネスを行う、BtoBの広告商材提案による顧客開拓をメインとした営業活動と伺っています。まずはどんなお仕事をされているのか、具体的にお聞かせください。

現在、私の所属する新規事業開発部では、業界特化型のオリジナル企画をビジネス系媒体社に持ち込んで実施しています。たとえばビジネス経済誌の編集タイアップ広告の場合、バラエティ番組などで活躍中の某タレントとクライアントの金融取引企業代表者様による対談を実現。読者に代わって、著名タレントが一般消費者の目線で商品について掘り下げ、商品の魅力を理解していく様子を記事広告にしました。誰もが知っているタレントを起用することで、通常の記事よりも幅広い層の興味を惹くことができ、その結果、今まで広告主について知らなかった層に認知させることにつながりました。また、このケースではオンライン版の記事としても掲載されたため、「タレント名」での検索にかかり、後々までホームページへの流入につながるという二次的効果もありましたよ。

ほか採用ブランディングのためのメディアプロモーション顧客ホームページのリニューアルなど、オフライン、オンラインを問わず多岐にわたる提案を行っています。

編集タイアップ広告、すばらしい結果でしたね。その実現までには、時間と労力も相当かかったのではありませんか?

雑誌広告単体で納品まで大体2ヶ月スパン。うち1ヶ月は企画内容の精査とブラッシュアップに充てて提案の大枠が固まってきたら、社内の必要な部署に相談して詳細を詰めていきます。それで200万円程度の売上でしょうか。さらに複数回の出稿や、Web運用型広告、先方ホームページのサイトリニュアルなどを絡めての総合提案だと半年から1年かけて、クライアント1社あたりの売上は1000万クラスになります。

株式会社産案
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一匹狼たちの集まり?まさか。

プロ中のプロである新規事業開発部。いったい、どんな面々ですか?

気のいいおじさんばっかりですね(笑)私を含め4名全員キャリア15年以上で、マネージャー経験を持つベテランです。それぞれがエキスパート営業としての強みを発揮して売上をけん引してくれているので、全幅の信頼を寄せています。私は、まとめ役として必要な情報の提示や進捗の共有はしていますが、営業シーンにおいてアレコレ指図するようなことはありませんね。

会社に勤める組織人として管理職になることは一つの目標にもなりますが、それがゴールだとは思いません。産案には将来のキャリアステップとして、組織をマネジメントする「ゼネラリスト」と専門スキルを発揮する「スペシャリスト」のいずれかになる道があります。商談など対面接点の多い仕事が好きで、あくまで一営業としてクライアントに寄り添い続けることにこだわりたい。キャリアを重ねていっても、そんな想いを叶えることもできるんですよ。

なんだか孤高の人っぽい雰囲気が(笑)。若手の社員たちから見たら近寄りがたそうですが…

むしろ「ちょっといいですか?」と新卒たちが、ちょいちょい絡んできます。産案には、在籍年数や年齢の近い先輩社員が一定期間付いて、新入社員を支援する「メンター制度」があります。業務に関するサポートはもちろん、キャリアや人間関係などについても幅広くアドバイスを実施しています。そして相談ごとや連携・共有において、上下関係や部署ごとの壁は一切無し。教育担当の先輩が外出しているときに相談事案が発生した新入社員は、社内を見回して他に相談できる人を見つけて聞きに行くのは、いつもの社内風景です。予め先輩から「この内容なら、この人に聞いてみて」と申し伝えていることは言うまでもありません。

新規事業開発部のメンバー同士も、全社的な視点においてもノウハウシェアは当たり前ですし、オリジナル企画の立案時には、Webマーケティング部や制作部などの関わってくるであろう部署を巻き込んで即コンセンサスを取り、それぞれの役割立場でフラットに会話します。こうしたレスポンスのよさは、各専門部署がワンフロアに集結可能な少人数のオフィスならではと実感しています。

まずは「狭く深く」。

少人数と聞くと、みなさん社内で忙しくされているイメージがありますが。いかがでしょう?

オフィス内は、いたって静かですね。産案では基本的に役職に関わらず「さん付け」で呼び合うこと
が多いのですが、あえて言わせてもらうと社長の“神山さん”が、たま~に冗談を飛ばして自ら笑っ
ている声が鳴り響くくらい。緊張の糸が社内にピーンと張り詰めてるのではなく、ゆったり落ち着い
ているという感じです。
その中で意中の相手が忙しそうな様子なら、忙しくないタイミングで近寄っ
て行って声をかけ、その場で打ち合わせ。決してムチャ振りはしません。お互いの顔が見えるから声
をかけやすいし、相談もしやすいんですよ。お互い思いやりを大切に、コミュニケーションの取りや
すさが産案らしさの根底にあると言えるでしょう。社員同士の応対にストレスを感じることが、ほと
んど無い会社です。

手を挙げたもの勝ち。やりがいは自ら創り出せる。

「メンター制度」は新入社員向けですが、他に福利厚生以外で年次や役職を問わない、産案独自の制度はありますか?

新入社員でも、ベテラン軍団の私たち新規事業開発部でも、社を挙げて後押ししてくれる制度がいくつかあります。その一つが新規事業アイデア公募制度「ジェネシスプランコンテスト」。産案グループの将来にとって「新たな価値を生む事業の創出」や、社内に埋もれているアイデアや事業テーマを顕在化させることで、「やる気のある人材の発掘」「組織の活性化」などを目的に、個人でも有志の集まりでもエントリーすることができます。そして優秀作品は公式のプロジェクトとして、全社的にその実現をバックアップ。実際に中途採用ながら入社1年目の社員がエントリーした作品がグループ内で事業化された実績が近年あります。また年度毎に、その年の企業理念に沿った取り組みやプロジェクトなどを称え、表彰と金一封が贈られる「産案グループアワード」の参加資格も同様です。

社内の仲間たちとコミュニケーションを図りながら、じっくり腰を据えて企業人としての自己実現を
積み上げていきたい方に、産案はピッタリの環境だと思います。

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