【テンプレ付き】インターン前日に送るメールについて解説

企業情報を知ることができ、仕事内容や職場の雰囲気を理解できるのがインターンです。インターンには１日で終わるものもあれば1ヶ月、または1年といった長期に及ぶものもあります。特に拘束時間が長い場合、

「インターン前日にメールは送るべきなのだろうか？」
「インターン前日に送るメールは、どのようなことを企業に伝えればよいのだろう？」

と、悩んでしまう学生も多いかもしれません。

たしかに、せっかく参加するのであれば、企業や担当者から良い印象を持たれたいものです。

そこで当記事では、インターン前日に送るメールについて、テンプレ付きで解説します。

インターン前日にメールは必要？

1日のみのインターンであれば前日メールは必要なし

短期インターンと呼ばれるタイプは、1日〜約1ヶ月間にわたり開催されるものを指します。

この中で特に1日で終了する大手企業のインターンは、会社説明会の場合が多く、学生を評価し採用につなげる目的では実施されません。そのため、前日にメールを送る必要はないでしょう。

担当者もインターン開催を翌日に控え、メールに目を通している時間もないかもしれません。それであれば、自分は何を知りたくてそのインターンに参加するのかを明確にし、不明点や疑問点を質問できるように準備しておいた方がよいでしょう。

ただし、1日で終了するインターンでも、中小企業やベンチャー企業が主催するものは参加者数も少なく、採用に直結している場合もあるため、メールを送ることで好印象につながることもあります。

また、短期インターンでも複数回にわたって開催される場合は、初日の前日にメールを送っておくことで丁寧な印象を与えられます。

長期インターンであれば、前日メールを送る必要あり

長期インターンと呼ばれるタイプは、1ヶ月〜約1年にわたり開催されるもので、多くの企業が採用に直結する目的で実施しています。

そのため、絶対ではありませんが、インターンの開催前日にメールを送っておくと丁寧で熱意のある印象を与えることができるため、送って損はありません。

後になって送らなかったことが気になり、インターンに集中できなかった、といったことがあっては困ります。そのため、長期インターンの場合は前日にメールを送る必要があると捉えておきましょう。

インターン前日のメールは誰に送る？

インターンは選考や日程、開催場所等の連絡で、それまでに何度か企業からメールが届いているはずです。

インターン前日に送るメールは、企業から送られてきたそのメールのアドレスに送るようにしましょう。

担当者名が記載されたメールが送られていればその人の名前で送り、何も記載されていない場合は「インターンシップ担当者様」として送るようにしましょう。

インターン前日にメールを送る場合のマナーとは？

氏名を入れわかりやすい件名にする

インターン前日の挨拶メールだからといって、「よろしくお願いいたします」や「ご挨拶」だけではよくわからないため、このような件名は避けましょう。担当者がよく見ない、あるいは後回しにされる場合もあります。

挨拶メールの件名は氏名を入れ、「明日のインターン〜」など、わかりやすいものを心がけましょう。

誤字脱字がないよう読み返す

インターン前日に挨拶メールを送ることは丁寧で熱意があり、好印象につながりますが、誤字脱字があると「よく確認してメールしないのだろうか？」「失礼ではないか」と担当者に思われてしまう場合もあります。

メール送信する前に必ず、読み返して誤字脱字をチェックしましょう。

また、例えば「斎藤」さんのサイの文字には複数あったり、「渡辺」さんにも「渡邉」「渡邊」「渡部」など、複数の漢字があります。担当者の漢字を間違えてしまうことは、マイナス印象につながってしまうため、よく確認するよう注意しましょう。

略語は使用しない

「インターン」自体が略語であり、企業にメールを送る際は「インターンシップ」と正式名称で記載するようにしましょう。

その他、注意したい略語として

などが挙げられます。

メールを送る時間帯に注意する

メールは24時間、いつでも相手にメッセージを送れる便利なコミュニケーションツールです。

しかし、インターン前日の挨拶メールとはいえ、深夜に企業へ送るのは避けましょう。企業によっては「失礼」「社会のルールやマナーがわかっていない」ととってしまう場合もあるからです。そして、担当者の返信もインターン当日の慌ただしい朝に送らざるを得なくなってしまい、「配慮が足りない」と思われてしまっても仕方ないでしょう。

インターン前日にメールを送る際は、始業後間もない時間から午前中の10時までに送るようにするのがよいでしょう。

企業への返信は早めに送る

企業へのメール返信はなるべく早めに送るよう心がけましょう。メール返信があまりにも遅いと「自社のインターンの魅力がないのだろうか」と思われる恐れもあります。

反対にメール返信が早いと「熱意がある」と好印象につながることもあります。

なお、やむを得ずメール返信が遅くなり深夜になる場合は、無理に送らず当日の朝に送るようにしましょう。

【テンプレ】インターン前日に送るメール

テンプレ①挨拶

テンプレのように、挨拶の場合は参加への意気込みもさりげなく入れると「熱意がある」と好印象につながることもあります。

しかし、意気込みが長くくどくなりすぎると、「読むのに大変」「開催中の行動で示せばいいのに」とかえってマイナス印象につながってしまう恐れもあるため注意しましょう。

テンプレ②事前質問

質問の際、前日で時間がない場合は、メールではなく電話で直接担当者に聞いてみるのもよいでしょう。

まとめ

インターン前日のメールは、1日のみの開催の場合、送る必要はありませんが、開催が数日、数か月にわたる場合は送った方が丁寧で熱意があると好印象につながります。

メールを送る際は、自分の名前を入れたわかりやすい件名にし、誤字脱字や略語がないよう注意しましょう。

また、メールは基本的に始業時間から午前10時頃までに送り、企業からの返信もできる限り早めに行いましょう。返信が深夜になる場合は、当日の朝に送った方が失礼はないでしょう。