会社説明会は、企業の雰囲気や社員の様子を体感できる機会です。
しかし就活生の中には、何を注意して会社説明会に参加すれば良いか分からないなどの声もあります。そこで会社説明会に参加するうえで注意する事をお伝えします。
会社説明会の種類
会社説明会の種類は、大きく分けて2つあります。
1社のみによる単独会社説明会と複数の企業が集まる合同説明会です。それぞれの特徴として、1社による単独会社説明会は事前に予約が必要なケースが多いです。
また、会社説明会後に希望すれば一次選考を行えるケースもあります。
そのため面接や筆記試験があることも予想して臨みましょう。
一方で合同説明会は、幅広い業界の企業が参加するため一度に多くの企業を知れます。
また地域を絞って開催される説明会や一つの業界に特化した説明会が開かれる場合もあります。
業界に特化した説明会では、業界全体のことを知ることができるため、企業ごとの比較がしやすいのも特徴です。
会社説明会の注意点
会社説明会の注意点とは、どんな事を指すのでしょうか。
説明会前、説明会中、説明会後に分けて注意点を解説します。また説明会参加者が自分だけだった時も同様に使えます。
説明会が始まる前の注意点
まず会場にギリギリに到着するのはマナー違反です。
しかしかなり早く到着するのは、企業の迷惑になります
。企業側の準備が終わっていない場合もあるため、10~20分前くらいに余裕をもって到着しましょう。
服装はスーツの状態でいるのが基本です。
ビジネスの場では会社の領域に入る際にコートやマフラーなどを取ります。
これは会社説明会や面接でも同じです。受付では自分が所属している大学名、氏名を伝えます。
伝える際には、相手が聞き取りやすい声を心掛けてください。
また提出書類がある場合は、このタイミングで渡しましょう。
説明会中の注意点
説明会では社員が話をしますが、メモに取るのに夢中して少しも顔を上げないのはいい印象にはなりません。
できるだけ社員の人の顔や目を見て話を聞いてください。
話が止まるタイミングなどを見計らいメモを取りしょう。
また、話を聞く態度にも気を付けましょう。
会社説明会は長いと2時間以上及ぶこともあります。
その際に集中力が切れてしまい腕を組む、足を組む、貧乏ゆすりをするなどは、よくない印象を与えます。
企業は就活生のマナーも見ているので気を付けましょう。
説明会終了後の注意点
説明会が終了してすぐに退室する事は控えましょう。
次の選考にも来て欲しい人になるためにも、笑顔で説明会開催のお礼を伝え退出するのが良いです。
また、会場を出るまではビジネスの空間にいる事を忘れてはいけません。
企業は最後の最後まで就活生の振る舞いを見ています。
常に見られている意識をしましょう。
説明会が終了した後は参加した企業にお礼メールを送ると良いイメージを持ってもらえることがあります。
他の就活生と差をつけるためにも是非送ってみましょう。